ガザ支援関係者への攻撃を非難 中国外交部

ガザ支援関係者への攻撃を非難 中国外交部

中国外交部。(資料写真、北京=新華社記者/李賀)

 【新華社北京4月3日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は2日、ガザ情勢に関する記者の質問に答え、国際支援関係者への攻撃を非難した。

 記者:イスラエルに14日間にわたり包囲され、攻撃を受けたシファ病院が破壊され、数百人の民間人が死亡した。1日には米国の支援団体「ワールド・セントラル・キッチン」の職員がイスラエルの空爆の標的となり死亡した。イスラエルは国連安全保障理事会と国際司法裁判所の警告に応じることなくガザ地区で戦争犯罪に該当する可能性のある行為を続けている。

 報道官:中国は民間人を傷つけ、民間施設に損害を与え、国際法に違反するあらゆる行為に反対する。ガザでの国際支援関係者への攻撃に衝撃を受けており、攻撃を非難し、犠牲者に深い哀悼の意を表する。民間人が標的にされるべきではなく、国際人道支援者の安全が脅かされてはならない。中国は関係各方面、特にイスラエルに対し、国連安保理決議第2728号を確実に守り、国連憲章で規定された義務を果たし、即時停戦し、罪のない民間人の死傷を避けるためにあらゆる努力をし、民間人や病院などジュネーブ条約で特別に保護されている民間施設の安全を全力で保障し、ガザ地区に一段と深刻な人道災害がもたらされるのを防ぐよう促す。

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