台湾地震について専門家「ひずみがたまって起きた地震」 南海トラフ地震に「直接影響はない」

メ~テレ(名古屋テレビ)

台湾で3日に起きた地震について専門家に聞きました。

今回の地震について、愛知工業大学地域防災研究センターの横田崇センター長は次のように話します。 「日本列島の下に沈み込んでいるフィリピン海プレートが、台湾の下にも沈み込んでいて、ちょうど沈み込んでいる付近で起きた地震。(台湾の)東側でフィリピン海プレートが沈んでいるんですが、そこで起こると海が日本の方に開いているので、津波が襲ってきます」 ひずみがたまり起きた地震で、台湾ではこれまでにも何度か地震が起きています。 「台湾も日本と同じように地震がよく起きている。地震を何回か経験している国なので、それなりの地震対策は進んでいますが、耐震性が弱い建物があると倒壊するので注意が必要」 この地方への影響は― 「心配される南海トラフ地震も離れているので直接の関係はない。今回の地震が直接影響することはないけれど、日本に住んでいる限り、いつどこで直下でどんな地震が起きるかわからないので、いつ地震が起きてもいいように耐震化や家具固定をしていただくことが大事」 (4月3日15:40~放送メ~テレ『ドデスカ+』より)

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