「退屈だった」「演奏してる人は楽しいんだろうけど」スピッツ草野マサムネが《ブルースロック》に持論!

<記事提供:COCONUTS>

3月31日、ロックバンド・スピッツの草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」(TOKYO FM)が放送。

草野さんがブルースロックのイメージを正直に語り、注目を集めています。

(画像は公式Xより)

■スピッツ草野マサムネ、珍しく“毒舌”絶好調?

今週のテーマは“ブルースロック”で、名曲と言われるさまざまなバンドの曲を紹介していきます。

その中で、イギリスのミュージシャン、エリック・クラプトンさんが結成したバンド「クリーム」の曲を紹介した時のこと。

草野さんは「正直なところ、古いロックにハマり始めの頃は、ハードロックとかサイケなサウンドを期待してレコードを買ったら、意外とブルースっぽい音だった時は結構ガッカリ感が凄かったんですよね」と、最初はブルースが苦手だったと告白します。

「なんか、中学生の耳にはね、すごいおじさんぽく感じちゃって」と言い、クリームもそんな“おじさんぽい”バンドのひとつだったそう。

そのため、少年時代の草野さんはブルースっぽい曲を飛ばして聴いていたと明かします。

しかし、「でもね、ギターを始めてからはブルースっぽい曲の方がコピーしてて楽しいのに気付いたりして、それで聴くようになったんですけども」と、たとえばギターでペンタトニックコードを練習する時などにブルースロックがぴったりだと分かったそうです。

■草野マサムネ、結婚パーティーでブルースセッションするミュージシャンに「退屈だったんですよねぶっちゃけ」

また、以前、ミュージシャンや音楽業界の人たちの結婚パーティーに行った時のエピソードを紹介。

音楽関係者の結婚パーティは会場がライブハウスであることも多く、そこでは出席者によるブルースセッションが始まることがよくあったと言います。

草野さんによると、セッションでは演奏者が延々とブルースコードを循環するのだそう。その時の様子を、実際にギターを弾きながら再現します。

すると突然、「これが結構ね、退屈だったんですよね。ぶっちゃけ」と、正直告白する草野さん。

「演奏してる人は楽しいんだろうけど」「多分そこにいたほとんどの人が退屈だったんじゃないかなと思うんですけど」と、正直な感想をぶっちゃけます。

ちなみに「スピッツメンバーともよくこの思い出話をすることがある」のだとか。

もっとも「今だとね、ちょっとお酒が入って楽しくノッたりできる、ちょっとやっぱおじさんになってからの方が楽しく聴けるかもしんないなという気もします」と、ブルースの魅力は大人になってからこそ分かるとフォローしていました。

■ブルースは苦手と言いつつ、さらっとフレーズを奏でる草野マサムネにリスナー「流石ですわ」

今週は「ブルースロックで漫遊」回でしたが、ブルースはあまり詳しくないと謙遜する草野さん。

もっとも、フレーズをさらっとギターで弾いたり、ブルースロックを「魂の声を具現化」と表現するなど、かなりの造詣の深さを見せる場面もありました。

今週の放送に対し、ネット上では

「ブルースロック詳しくないと言いながら、ギターうまいし流石ですわ」

「海外のバンドのライブ行くとブルース系の曲でセッション始まるあるあると同じかも」

「けっこうマサムネくん今日ぶっちゃけるね!わたしもブルースってチャボのイメージしかなかったけど?おばさんになったからかな?楽しいなー」

との声が上がっています。

ブルースはあまり詳しくないと言いながらも、ギターでさらっとブルースのコードを奏で、各楽曲について解説してくれた草野さん。

また、ブルースに対するイメージを正直に語ってくれた草野さんに親近感が湧いたリスナーも多いのではないでしょうか。

【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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