北京市で開かれた中国国際サービス貿易交易会（CIFTIS）の会場。（2023年9月4日撮影、北京＝新華社記者/張玉薇）
【新華社北京4月3日】中国商務部が3日発表した1～2月のサービス貿易額は前年同期比22.8％増の1兆1910億7千万元（1元＝約21円）で、大幅に増加した。輸出が17.9％増の4861億7千万元、輸入が26.5％増の7049億元で、2187億3千万元の赤字だった。
知識集約型サービスの貿易額は14.2％増の4648億7千万元で高めの伸びを示した。輸出は13.4％増の2766億5千万元、輸入は15.4％増の1882億2千万元で、884億3千万元の黒字となり、前年同期から76億5千万元増加した。輸出の伸びが高かったのは知的財産権使用料（84.3％）、個人・文化・娯楽サービス（32.8％）、輸入の伸びが高かったのは個人・文化・娯楽サービス（94.5％）、その他のビジネスサービス（21.7％）だった。
旅行サービスも大きく伸び、貿易額は51.8％増の3179億3千万元に達し、サービス貿易の中で最大となった。
