パドレスが3連戦の被スイープを回避 ヒガシオカが攻守両面で活躍

【カージナルス2-3パドレス】@ペトコ・パーク

日本時間4月4日、パドレスは本拠地でのカージナルス3連戦の最終戦に3対2で勝利。1点差の接戦を制し、3連戦の被スイープを回避した。パドレス先発のジョー・マスグローブは6回88球を投げて被安打5、奪三振7、与四球1、失点1と安定した投球を見せ、今季初勝利(1敗)をマーク。パドレス4番手のロベルト・スアレスが1点のリードを守り抜いて3セーブ目を記録し、カージナルス先発のザック・トンプソンは5回5安打3失点で2敗目(0勝)を喫した。

初回にジュリクソン・プロファーの押し出し四球で先制したパドレスは、2回裏一死1・3塁からフェルナンド・タティスJr.の内野ゴロの間に追加点を奪い、2点をリード。4回表にノーラン・アレナドのタイムリーで1点を返されたが、4回裏にカイル・ヒガシオカが1号ソロを放ち、再び2点リードとなった。その後、8回表にエラー絡みで1点を返されたものの、9回表はクローザーのスアレスが一死1・2塁から連続三振を奪って1点のリードを死守。3対2で逃げ切って被スイープを回避した。

ヒガシオカは「9番・捕手」でスタメン出場し、4回裏に1号ソロを放っただけでなく、4回表には2つの盗塁を阻止して先発のマスグローブを助けた。1イニングのうちに2つの盗塁を刺して本塁打を放つのは、メジャーでは2000年のベンジー・モリーナ(エンゼルス)以来24年ぶりの快挙。各イニングの詳細なデータが残っている1974年以降、パドレスでは初めてのことだったという。今季2度目のスタメン出場となった33歳のベテラン捕手が攻守にわたる活躍で勝利の立役者となった。

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