PSG、マルキーニョス後継者にベンフィカDFを指名?契約解除金は約163.3億円

アントニオ・シウバ 写真:Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、ベンフィカ(ポルトガル1部)に所属するポルトガル代表DFアントニオ・シウバ(20)の獲得に興味を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が伝えた。

ベンフィカ下部組織出身のシウバは2022年8月にトップチームデビューを果たしたビルドアップ能力の高さや対人プレーの強さ、高いボール奪取能力の高さが武器のセンターバック。瞬く間に主力に定着すると、今季もここまで公式戦42試合に出場している。

そんなシウバに対してPSGが関心を示しており、スカウトを派遣する予定だという。PSGはフランス代表DFリュカ・エルナンデスや今冬に獲得したブラジル人DFルーカス・ベラルドと左利きのセンターバックが豊富に揃っている一方で、ブラジル代表DFマルキーニョスの後継者になりうる右利きのセンターバックを探しているという。

ただ、ベンフィカと2027年夏まで契約を結んでいるポルトガル代表DFにはチェルシー(イングランド1部)やマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)、アーセナル(イングランド1部)、ユベントス(イタリア1部)、バルセロナ(スペイン1部)、アトレティコ・マドリード(スペイン1部)も目を光らせており、契約解除金は1億ユーロ(約163億6000万円)に設定されているとのことだ

なお、MFビティーニャやFWゴンサロ・ラモス、DFヌーノ・メンデスと近年は若いポルトガル人選手獲得に動いているPSGは、シウバの同僚であるベンフィカのポルトガルジョアン・ネビスにも目を光らせているようだ。

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