5年ぶり制限なし 道外出身者が7割 北大で入学式

北海道大学の入学式がきょう、札幌市内で開かれ、新入生およそ2600人が希望を胸に大学生活の新たな一歩をスタートさせました。

ことしは5年ぶりに新型コロナ対策による制限がない中での開催となりました。入学式には新入生2596人が出席し、宝金清博学長が、「日本の研究力を再生させ、世界の先頭集団の一員となれるよう学んでほしい」とエールを送りました。

新入生(札幌出身)「(入学式を終えて)感無量です。放射線の専攻の学科なので放射線技師を目指して4年間勉学に励みたい」

新入生(大阪出身)「農学部のある学校に行きたくて(北大を選んだ)。農業だけではなく社会全体で環境問題などを解決できる多角的な研究ができる研究者になりたい」

新入生のうち道外出身者の割合は67.8%と、過去10年で最も多くなりました。

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