「日本一のあんずの里」にある異変!?

「日本一のあんずの里」ともうたわれる千曲市も観光客が花を楽しむシーズンに入りました。ただ、今年は「ある異変」が起きています。

可憐なアンズの花。千曲市の「あんずの里観光会館」の周辺には、満開に近い木もあります。
今年は去年より8日遅い先月30日に開花し、平地では5分から7分咲きです。
ところが…

■長野市松代町から
「ちょっとまだ早かったよね」

■記者
「観光会館から少し上ってくると、まだまだつぼみが多い印象です。今年はこのように場所によって、または同じ場所の中でも咲き方に大きな差があるということです」

山間地は3分咲きほどで足踏み状態。例年は温暖化で開花が早まる傾向が続いていましたが、今年は3月に冷え込んだ影響で開花状況の予想が難しいそうです。

■あんずまつり実行委員会・北村廣幸 委員長
「今年の花はゆっくりゆっくり咲き方を楽しませてくれる感じで咲いている」

そんな、場所によって違う咲き方を多くの観光客が楽しんで散策していました。

■上田市から
「咲いているところはきれいだし、つぼみはピンクが強いのでそれはそれできれいだったので良かった」

現在は「あんずまつり」が開かれています。7日の日曜日までですが満開の予想も今週末です。

■あんずまつり実行委員会・北村廣幸 委員長
「これもしかしたらあんずまつりが日曜日までなんですけど、もしかしたら延びるかも知れない感じ。心待ちに待ってこの里が桃源郷と言われるほどアンズの花が包み込む感じ、そういう花を楽しんでほしい」

週末に向けて暖かい日が続いてほしいと期待しています。

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