小林製薬「紅麹」 健康被害の疑い 道内で新たに11人

小林製薬の「紅麹」原料によるとみられる体調不良が全国で確認されている問題で、道内で新たに11人が健康被害を訴えていることが明らかになりました。

道などはきょう、「紅麹コレステヘルプ」などのサプリメントを摂取した札幌在住の40代から60代の6人ほか、函館に住む60代女性など、合わせて11人が新たに体調不良を訴えていると発表しました。

尿の色の異常や倦怠感、腎機能低下などの症状がみられるということです。これまでに道内で健康被害が確認されたのは合わせて21人となりました。

また、道内の保健所にはきのうまでに123件の相談が寄せられているということです。

小林製薬では現在、対象製品を服用したことがあり、体調不良を感じる人に対し、電話やホームページを通じて相談をするよう呼び掛けています。

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