河合塾、大学入試における多面的・総合的評価の意義や活用事例を紹介するセミナーを4月24日にオンラインで開催

河合塾は、大学入試の企画・業務に携わる大学教職員を対象に「第5回 大学入学者選抜改革セミナー」を、4月24日にオンラインで開催する。参加費は無料。

近年の大学入試では、社会環境の急速な変化などにより、教科学力に重きを置いた仕組みから学力の三要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)」の3つの要素)を踏まえた多面的・総合的な評価を行える仕組みへの移行が求められている。

河合塾は2022年6月から過去4回「大学入学者選抜改革セミナー」を開催し、これからの高大接続のあり方を提案してきた。今回は大学入試における多面的・総合的評価の意義と実践の必要性を確認した上で課題となる作業負担を、DXを通じて解決する可能性や、データ化を通じて開けるその先の取り組みについて紹介する。

基調講演では、大阪大学 副学長(入試担当)の川嶋太津夫特任教授が「大学入試における多面的・総合的評価の意義と実践、その先にあるもの」をテーマに解説を行う。また北海道情報大学が、「J-Bridge System」(大学入試で受験生の多面的評価を支援する河合塾のシステム)を活用した、大学入試での多面的評価の実践事例を紹介する。

開催日時は4月24日の15時~17時で、Zoomを使用して行われる。参加対象は、大学入試の企画・業務に携わる大学教職員。参加にはセミナーページからの申し込みが必要で、締め切りは4月22日。

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