ライドシェア 千葉市と四街道市で導入へ

ライドシェア 千葉市と四街道市で導入へ

 一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を乗せる「日本版ライドシェア」の導入先に、千葉県では千葉市と四街道市が選ばれたことを受け、熊谷知事は4月4日、地域の移動の選択肢が増えることへの期待を示しました。

 ライドシェアは、タクシー会社の管理のもと一般のドライバーが自家用車で客を乗せるもので、国交省は3月、その導入先として、県内では千葉市と四街道市を認め、5月以降に運用を開始する方針を示しました。

 これを受け、熊谷知事は4日の定例会見で「移動の選択肢が増えることにつながるよう、タクシー会社の積極的な活用を期待したい」と述べるとともに、「県としてサポートしていく」と強調しました。

 また、ライドシェアを巡る国の対応について、「地方の実情に応じて展開ができるよう、柔軟に法制度を整えていただいている」と評価したうえで、千葉県内の実情については次のように述べました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「移動手段に困っている地域が成田空港の東側や南側には存在している。そうした人たちの移動手段をどういう風に提供できるか、その解決策の一つとしてライドシェアも有効な方策だと考えているので、関係市町村やタクシー会社などと意見交換しながら実現にむけて検討を進めていきたい」

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