マンU、ニースDF獲得に向けて動く?アタッカー出身の攻撃的左SB

メルバン・バール 写真:Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、ニース(フランス1部)に所属するU-23フランス代表DFメルバン・バール(23)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

昨夏に加入したオランダ代表DFタイレル・マラシアが負傷により、今季は1試合も出場できていないユナイテッド。加えて、イングランド代表DFルーク・ショーも負傷離脱しており、ポルトガル代表DFディオゴ・ダロトや、フィオレンティーナ(イタリア1部)からレンタル中のモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトなど本職ではない選手が左サイドバックとしてプレーしている。

そのため、今夏に左サイドバックの補強を目指しているユナイテッドは今夏に開催されるユーロ2024のフランス代表入りを目指しているというバールの獲得に向けて動いている模様。一方で、ニースは2026年夏に契約満了を迎えるフランス人DFの慰留に向けて今後数ヶ月以内に新契約交渉を行う予定だという。

下部組織からプレーしたオリンピック・リヨンで2019年にプロデビューを果たしたバールは、2021年夏にニースへ加入。アタッカーだったこともあり高い攻撃力を誇る左サイドバックで今季はここまでリーグ・アン26試合で2アシストを記録している。

なお、サー・ジム・ラトクリフ氏が正式に共同オーナーとなり改革へ動き出しているユナイテッドはデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドを補完するパートナーやクリスタル・パレスのイングランド人MFミカエル・オリーズなどの補強にも乗り出している一方で、ブラジル代表FWアントニーやボルシア・ドルトムントにレンタル移籍中のイングランド代表MFジェイドン・サンチョなどの放出を検討しているようだ。

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