大学周辺でも目撃情報が 留学生たちがクマから身を守るポイントを学ぶ 秋田市の国際教養大学

秋田朝日放送

この春に秋田市の国際教養大学にやってきた交換留学生がクマの生態や襲われないための3つのポイントを学びました。

この春国際教養大学には約30カ国から89人の交換留学生がやってきました。ほとんどの留学生は、大学の敷地内にある学生宿舎で4カ月間生活します。

2023年大学周辺でクマに襲われる被害はありませんでしたが、目撃情報はあることから雄和椿川地区の熊対策協議会がクマに対する知識を深めてもらおうと講演会を開きました。

会では、秋田県職員の近藤麻実さんがクマの生態や襲われないためのポイントを英語でレクチャーしました。近藤さんはクマと出合わないよう音を出すことやクマを見たら落ち着いてゆっくり後ずさりすることなど襲われないポイントを教えていました。

講演のあと、留学生たちは剥製のクマの爪を触って長さや強さを確かめていました。協議会ではクマ除けの鈴を留学生全員にプレゼントし、秋に迎え入れる留学生に向けても講演会を開く予定です。

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