ユナイテッド、『INEOS』所有のニース左SBに関心か

ユナイテッド関心伝えられるバール[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドが、ニースのフランス人DFメルヴァン・バール(23)に関心を示しているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。

サー・ジム・ラトクリフ氏率いる『INEOS』主導の下、ニューカッスルでスポーツディレクターを務めていたダン・アシュワース氏、元サウサンプトンのジェイソン・ウィルコックス氏を中心に今夏のリクルート戦略を練るユナイテッド。

各ポジションでの補強候補のリストアップが進むなか、ルーク・ショー、タイレル・マラシアが負傷がちで選手層の拡充の必要性がある左サイドバックのポジションでは、ラトクリフ氏がよく知る選手が補強候補に挙がっているようだ。

報道によると、ユナイテッドは『INEOS』が所有するニースで主力を担うバールの獲得に向けてすでにコンタクトを取っているという。

なお、ニースとの契約を2年残す左サイドバックは、今後数カ月以内に条件面を改善した新契約締結に向けた話し合いを設定しているとのことだ。

リヨンの下部組織出身のバールは173cmの小柄な左サイドバック。2019年12月に行われたリーグ・アンのニーム戦でファーストチームデビューを飾った俊英は、高精度の左足に加え、積極的なドリブル突破やアンダーラップでアタッキングサードでの崩しに絡むモダンな攻撃的サイドバック。

2021年に加入したニースでは3シーズンに渡って主力を担い、サイドバックとウイングバックで安定したパフォーマンスを披露。U-24フランス代表として東京オリンピックにも参戦しており、今後はA代表入りも期待されている。

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