材料2つ!練乳のレシピ・作り方
余りがちな練乳。いるだけ手作りしませんか?
買っても余ってしまいがちな練乳。一回に使う量が少量なので、なかなか使いきれないことが多いですよね。 実は材料2つだけで簡単に手作りすることができるのをご存じですか? 今回のコラムでは、練乳の作り方と活用法をご紹介します。
練乳とは
練乳とは、牛乳を煮詰めて濃縮したもの。 加糖練乳と無糖練乳があり、一般的に甘い加糖練乳を「練乳」や「コンデンスミルク」と呼びます。 加糖練乳は牛乳に砂糖(ショ糖)を加え、約2~3倍に濃縮して作られます。
お鍋で作る練乳のレシピ
材料は牛乳と砂糖の2つだけ。少量なら調理時間約10分と、あっという間に作れます。
材料(出来上がり量 約40g)
- 牛乳…100g
作り方
1. 鍋に牛乳と砂糖を入れる。
電子レンジで作る練乳のレシピ
材料は前述のものと同量。
作り方
1. 大きめの耐熱容器に牛乳と砂糖を入れる。
レシピのポイント
自宅で練乳を作るときのポイントをご紹介します。
お鍋は焦げにくいものを使う
練乳は牛乳を煮詰めていくので、お鍋の側面や底面に牛乳の膜が張り付いてしまいます。 使用するお鍋は、フッ素加工などがされているこびり付きにくいものがおすすめです。
おすすめのアイテム
耐熱容器は大きいものを使う
電子レンジで練乳を作るときは、大きめの耐熱容器を使ってください。 小さいと牛乳が沸騰して容器から吹きこぼれてしまう可能性があります。 大きすぎるかなくらいでちょうどよいですよ。
おすすめのアイテム
重さを量ると煮詰め具合がわかりやすい
「もとの量の1/2〜1/3の量まで煮詰める」といっても、目で見ただけではどのくらい減ったかわかりにくいですよね。 スケールを使って元の重さからどのくらい減ったかを量ると、失敗することがなくなります。 煮詰めている途中でスケールにのせるときは、熱いので布巾や鍋敷きを敷きましょう。布巾や鍋敷きの重さは省いてくださいね。 注意点は、最初に空のお鍋の重さを量っておくのを忘れないこと!(レンジの場合はボウルの重さ)。
少し緩めで加熱を止める
練乳は冷めると少しかたくなります。 熱い状態でトロリとしたちょうどよい感じだと、冷めたときにはネットリとしたかたさになってしまいます。 重さを量らずに作る場合は、少し緩めの状態で止めるとよいでしょう。
2.5倍濃縮が市販のものに近い
練乳は牛乳と砂糖を2~3倍に濃縮しますが、2倍だと少し緩め、3倍だと少しかため。 市販の練乳の食感に近いのは2.5倍です。 お好みのかたさにできるのも手作りならではですね。
練乳のおすすめ活用法5選
練乳のおすすめの使い道を5つご紹介します。
1.王道!いちごにつけて
ちょっとだけいちごにつけて食べたいときに、手作り練乳は便利。 大人も子どもも大好き!やっぱりおいしい王道の食べ方♪
2.練乳生クリームに
生クリームを立てるときに、砂糖の代わりに練乳を入れるとミルキー感が増して◎ デコレーションケーキ・ロールケーキ・シフォンケーキなどの人気レシピはもちろん、どんなお菓子にも合いますよ。
おすすめの配合
- 生クリーム…100g
3.フレンチトーストに
卵液に練乳を加え、パンを浸して焼くだけ♪ 仕上げにも練乳をかけて。はちみつやメープルシロップとはまた違う、濃厚な甘みのフレンチトーストが楽しめます。
おすすめの配合
- 全卵…50g
4.抹茶寒天やコーヒーゼリーに
練乳は、寒天やゼラチンなどを使った冷菓との組み合わせもばっちり! 抹茶寒天には黒蜜を合わせることが多いですが、練乳もよく合います。
コーヒーゼリーには生クリームではなく練乳をかけても絶品! 練乳が甘いので、コーヒーゼリーは苦めに作ると一緒に食べたときにちょうどよい味わいに。
5.エビマヨに
練乳は、お菓子作りの際だけでなくお料理に加えるのもおすすめ。 エビマヨのソースに練乳を入れると、コクと甘味が加わってまろやかなソースになります。
おすすめの配合
- エビ…12尾
意外と手軽!おうちで練乳を作ろう
今回は、牛乳と砂糖だけで作れる練乳のレシピをご紹介しました。 お鍋と電子レンジ、短時間でできる2つの方法があるので、作りやすいほうでお試しください。 使いたいときに使いたい分量だけ手作りすれば、余らせることもなく便利ですよね♪ 手作り練乳にぜひ挑戦を。 「材料2つ!手作り練乳」の詳しいレシピページはこちら。