3月に長野県で開催されたJSBA第42回全日本スノーボード選手権大会で、夏油スノーボード少年団の加藤咲来選手(花巻北中1年)がU―12女子のデュアル・スラローム種目で連覇を飾った。加藤選手は4日、花巻市役所に上田東一市長を表敬訪問し、戦績を報告するとともに国内トップ選手となる夢を語った。
デュアル・スラロームは、左右に設置した同じコースを2人が同時にスタートし、2本の合計で順位を競うレース。東北予選を勝ち上がった加藤選手は、攻めの気持ちで臨んだという1本目で2位を引き離すと、2本目も着実な滑りで首位をキープして出場9人の頂点に立った。斜面に設置した旗門の間を滑降するジャイアント・スラローム種目でも3位に入った。