佐渡市で「春の牛市」が開かれました。
今月2日に開かれた牛市では、生後1年未満の子牛128頭が競りにかけられました。岐阜県など県内外から訪れた購買者が、血統や体型を見ながら競り上げていきます。
■競り人
「(ピンポン!)81万円。8番さんありがとうございます。」
結果は、子牛一頭あたりの最高価格が約89万円。平均49万円台と、去年秋より3万円余り高くなりました。しかし新型コロナ禍前に比べてまだ安い状況です。
■生産者
「餌の高騰の部分で肥育農家さんがひっ迫している。こっち(子牛)に金をかけたくないという気持ちはわかりますから、お互い様で我慢する時期かなと。」
買い取られた牛は、トラックに乗せられ故郷をあとにしました。