キングス、宿敵千葉ジェッツに雪辱へ闘志 6日から、ホームで激突 田代「天皇杯の悔しさぶつける」

練習で汗を流す田代直希(左)と植松義也=沖縄アリーナ(名護大輝撮影)

[B.LEAGUE]

 プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスは4日、沖縄アリーナサブアリーナで報道陣に個人練習のみ公開した。3月の天皇杯全日本選手権大会決勝で大敗を喫した千葉ジェッツを6、7日にホームで迎え撃つ選手らはリベンジを誓った。

 ヴィック・ローは天皇杯で117失点した守備面を課題に挙げた。エースの富樫勇樹らに簡単に得点されたので改善したいとして「チームで一致団結して戦うことが大事だ」と語った。

 守備職人の小野寺祥太は「(対富樫で)フィジカル面でタイトにやりたい。CSにつながる大事な試合なので勝って勢いに乗りたい」。主将の田代直希は「千葉を超えていかないと優勝は難しい。強敵相手に勝ちを二つ取ることが大事。天皇杯の悔しかった思いをぶつけたい」と闘志を燃やす。

 西地区1位のキングスは地区優勝マジックを9としており、残り12試合。CSを見据えた重要な戦いともなる。桶谷大HCは3点弾とリバウンドがポイントになると指摘。「大切なのは自分たちのプレーをし続けること。一番こだわりたいのは団結の力だ」と力を込めた。(伊集竜太郎)

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