日中戦争と徳島のつながりを紹介する企画展が、県立博物館で開かれています。
この企画展は、日中戦争に関する資料を通して、戦争と徳島のつながりを紹介するとともに、戦争について改めて考えてもらおうと、県立博物館が開きました。
会場には軍服や写真などの資料62点が展示されています。
これは、県内から応召され、日中戦線に従軍した兵士の地図と日記、写真です。
日記の中には現地の雑感や実際の戦闘に従事した体験談など、出征から帰国するまでの様子が生々しく描かれています。
兵士の日常をうかがい知ることのできる貴重な資料です。
徳島県立博物館 坂東 泰 学芸員
「徳島県内の幅広い方に来ていただき、
戦争と平和について考える機会にしていただければ、幸いです」
この企画展は、徳島市・文化の森の県立博物館で7月28日まで開かれています。