「だから汚くなっていくのかな…」 日本人女性が明かしたイタリアの公衆トイレ事情に驚愕

イタリア在住の川崎江里子さん(画像はスクリーンショット)

日本の公衆トイレを利用し、その快適さと清潔さに驚く外国人がいる一方、日本人は海外のトイレに衛生面で不安を覚えることも。とくに、海外の公衆トイレは使用を避ける人もいるでしょう。イタリアに住む日本人女性も、イタリアのトイレ事情について驚かれることがあるそう。自身のX(ツイッター)で、よく質問されることについて綴っています。

◇ ◇ ◇

便座がないイタリアの公衆トイレ 使うときはどうする?

イタリア在住歴10年以上の川崎江里子さん。“日本よりイタリアで有名な日本人”として、歌手、日本語学校講師、YouTuberなどいろいろな顔を持っています。YouTubeチャンネル「ERIKO ERITALY」では、日本人に向けてイタリアの情報を発信。今回はイタリアの公衆トイレについて、自身のXアカウント(@ErikoErikottero)に投稿しています。(※「崎」はたつざき)

「『どうしてイタリアのトイレには便座がないの?』とよく聞かれます。それはなぜかというと、イタリア人は、外の公共トイレにはそもそも座る気がないからです! 空気椅子で頑張ってるそうです」

日本は、公衆トイレであっても便座が備えつけられていることがほとんど。しかし、海外では当たり前ではありません。イタリアは、住宅やホテルのトイレには便座がついているものの、公衆トイレでは便器がむき出しの状態で、旅行者が苦労することもあるようです。

そんな公衆トイレでどのように用を足せばいいのか気になるところ。川崎さんによると、便器に片足をのせて用を足す人もいるといいます。

「だから、トイレが汚くなっていくのかなぁと。。。もとから『汚い物』として扱われているから逆にイタリア人は潔癖で、絶対に座らない! んだそうです。ちなみにイタリア人、自分の家のトイレはきれいでピカピカです!」

日本人にとっては信じられないイタリアのトイレ事情。リプライ(返信)には「足腰が鍛えられそう」「和式にすればいい」「足が悪い方や弱い方はどうされているのか気になります」といった声が寄せられています。

日本の常識が通用しない海外では、不便さを感じることもあります。海外旅行を計画するときは、その国のトイレ事情についても、しっかり把握しておく必要がありそうですね。

© 株式会社Creative2