「私の判断の甘さもあるが慣例で…」 自民党「裏金」問題 「戒告」の細田健一衆院議員【新潟】

会見冒頭で謝罪する細田議員

自民党の裏金問題を巡る処分で、県内関係は、高鳥修一・細田健一両衆議院議員が「戒告」とされました。細田議員は、4月4日、この問題について初めて会見を開き、「慣例との認識だった」と謝罪しました。

自民党の細田健一衆議院議員は4日、処分が発表されたあと、県内に戻り、県庁で会見を開きました。報道陣が集まり、始まるまでの約10分間、その場に立ち静かに待っていました。

■細田健一議員
「心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。」

細田議員は、2018年間から5年間で564万円を収支報告書に記載していませんでした。所属する清和政策研究会から「収支報告書に記載しなくていい」と指示があり、慣例で記載をしなかったと釈明しました。

■細田健一議員
「痛恨ではあるが。正直やや疑問がなかったわけではないが、私の判断の甘さもあるが慣例でそうなっていること。」

これまでこの問題について一度も記者会見を開いてこなかった細田議員。その理由は。

■細田健一議員
「党の処分が下った1つの区切りのタイミングで話をさせて頂くのがいいのではないかと考えた。これまでなかなかやっていなかったということについて、ご批判は甘んじてお受けしたい。」

同じく「戒告」だった高鳥修一衆議院議員は、「処分は厳粛に受け止め真摯に国民の負託にこたえて参ります」とコメントしています。

© 株式会社新潟テレビ21