大竹の国道186号、14日から片側交互通行 3月の落石で全面通行止め

 広島県大竹市防鹿の県道乙瀬小方線で3月25日に発生した落石を巡り、県は5日、全面通行止めにしているそばの国道186号の区間を14日午後5時ごろから片側交互通行にすると発表した。県道の全面通行止めは継続する。

 県は落石現場近くののり面を調査し、縦2~4メートルの岩2個が落ちそうになっているのを確認。金属製のワイヤで固定したり、道路脇の防護策を補強したりする応急対策工事を14日までに終える見通し。その後、本復旧工事の設計に入るという。

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