[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は5日、米国との対話の主要な潜在的分野として、宇宙兵器を含む戦略的安全保障問題を挙げた。
米国は来週、国連安全保障理事会に宇宙への核兵器配備を禁止する決議案を提出する。これについてペスコフ報道官は記者団に対し「米ロ間の潜在的な対話の主な分野は、宇宙問題を含む戦略的安全保障に関する問題になる」と述べた。
ロシアのプーチン大統領はこれまでに、北大西洋条約機構(NATO)拡大や欧米のウクライナ支援に対する懸念など、ロシアの安全保障を巡る広範な協議の一部としてのみ軍備管理について話し合う姿勢を示している。