スポーツ人材を育成するエナジック高校、名護市に開校 「世界へ羽ばたくトップアスリート」の輩出目指す

 「世界へ羽ばたくトップアスリートの育成」をスローガンに、全日制課程と通信制課程を併置した学校法人大城学園エナジックスポーツ高等学院(仲舛盛順学院長)が5日、沖縄県名護市瀬嵩の旧久志小学校で開校した。

 同校は指定技能教育施設の星槎国際高等学校エナジックスポーツ高等学院として2022年に1期生16人が、23年には2期生25人がそれぞれ入学。5日には3期生28人が入学した。

 開校式で大城博成理事長は「一緒に学校の歴史をつくってほしい」とあいさつ。仲舛学院長は「沖縄のみならず、世界を視野に入れた人材育成を目指す」と述べた。野球部投手の与那原永真さん(3年)は「新入生には時間の使い方と自立する意識が大事と伝えたい」とエールを送った。

 入学式で、新入生代表の松岡洸我さんは「試練に立ち向かい自覚と誇りを持って行動し、時間を無駄にせずに頑張る」と誓った。(玉城学通信員)

開校式で校歌を歌うエナジックスポーツ高等学院の新1年生ら=5日、名護市瀬嵩・同学院

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