三度目の正直、タッグ王座を奪取 東京女子プロレス・遠藤選手

ベルトを奪取し喜びを爆発させる遠藤選手(左)と鈴芽選手=3月31日、東京・両国国技館©東京女子プロレス

 プロレス団体「東京女子プロレス」に所属する会津若松市出身のプロレスラー・タレント遠藤有栖選手(25)が3月31日、東京・両国国技館で行われたタイトルマッチに挑戦した。遠藤選手は鈴芽選手とタッグチーム「でいじーもんきー」を組み、3度目の挑戦で初のベルトを手にした。

 遠藤選手と鈴芽選手は、1月の王座決定戦に勝利してプリンセスタッグ王者となった水波綾・愛野ユキ組に挑戦。一進一退の攻防が繰り広げられ、王者組の力強い技に挑戦者組は連係技などで対抗した。遠藤選手は得意技の「磐梯山」(ステップ式ミサイルキック)や水車落としなどを繰り出し、最後は鈴芽選手が得意技の「リング・ア・ベル」で愛野選手から3カウントを奪った。

 三度目の正直となった王座奪取。試合後に行われたインタビューで遠藤選手は「先輩たちが持ってきたこのベルトに、私たちでじもん(でいじーもんきー)の名を刻めたのがめちゃめちゃうれしい。(このベルトを)2人で守り抜く。新たなスタートに立った」と喜びを爆発させた。

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