ストライダーが右ひじに違和感 「MRI検査を受ける予定」と米記者

日本時間4月6日、ブレーブスはホーム開幕戦でサヨナラ勝ちを収めたが、先発のスペンサー・ストライダーは4回7安打5失点と精彩を欠いた。試合後、米公式サイト「MLB.com」でブレーブスを担当するマット・ボーマン記者は「右ひじがストライダーを悩ませていた。あすMRI検査を受ける予定だ」とリポート。今季は昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したゲリット・コール(ヤンキース)が右ひじの不調で開幕から離脱しているが、MRI検査の結果次第では、ストライダーも故障者リスト入りする可能性が出てきた。

現在25歳のストライダーはメジャー3年目の昨季、32試合に先発して186回2/3を投げ、20勝5敗、防御率3.86、281奪三振をマーク。防御率があまり良くなかったため、サイ・ヤング賞投票では4位に終わったものの、最多勝と最多奪三振の二冠を獲得し、オールスター・ゲームにも初めて選出された。今年のオープン戦でも6度の先発登板で3勝1敗、防御率0.79、奪三振率13.90と素晴らしいピッチングを披露。今季のナ・リーグのサイ・ヤング賞最有力候補と目されていた。

日本時間3月30日に行われたフィリーズとの開幕戦では、強力打線を相手に5回3安打2失点に抑えたが、日本時間4月6日のダイヤモンドバックス戦は立ち上がりから精彩を欠き、4回7安打5失点で降板。右ひじに違和感を抱えながら投げていたことが明らかになり、あす(日本時間4月7日)MRI検査を受けることになった。

新加入のレイナルド・ロペスが先発5番手の座を勝ち取り、ストライダー、マックス・フリード、チャーリー・モートン、クリス・セール、ロペスの5人で先発ローテーションを形成しているブレーブス。昨季12勝のブライス・エルダーや有望株AJ・スミス=ショウバーがマイナーに控えているとはいえ、大黒柱のストライダーを故障で欠くことになれば、先発ローテーションの大幅な戦力ダウンは避けられない。MRI検査の結果が注目される。

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