初めての田植え、おいしく育て うるま市の小学4年生78人 「7月の収穫が楽しみ」

田植えを体験する児童ら=3月14日、うるま市立与那城小学校

 【うるま】うるま市立与那城小学校(大庭真由美校長)4年生78人は3月14日、校内の田んぼで初めての田植えを体験した。

 同校では約18年前から社会科の授業などで稲作を学んでいる。この日は地域の稲作アドバイザーで照間自治会長の花城清文さんが丁寧に指導。「4年生の時に田植えをし、5年生になってから管理、収穫、精米までを児童らに体験してもらっている」と説明した。

 子どもたちは「ひとめぼれ」の稲の苗を田んぼに植え込んだ。初めて体験した朝枝柚月さん(10)は「田んぼがぬるぬるしていたが、次第に慣れてきて楽しく田植えができた。おいしいお米ができるよう、丁寧に植えた」と笑顔。東江海里さん(10)は「7月の稲の収穫が楽しみ。おいしいお米ができるといいな」と話した。(与古田徳造通信員)

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