ウクライナ東部ハリコフにドローン攻撃 6人死亡=当局者

Ronald Popeski Pavel Polityuk

[6日 ロイター] - ウクライナ第2の都市ハリコフに6日未明、ロシアのドローン(無人機)とみられる攻撃があり6人の民間人が死亡、10人が負傷した。現地当局者が発表した。

テレホフ市長は通信アプリ「テレグラム」への投稿で「シェフチェンキフスキー地区への夜間攻撃の結果、今朝の時点で6人が死亡、10人が負傷している」と明らかにした。

「住宅地が攻撃され、少なくとも高層ビル9棟、宿舎3棟、多数の行政当局の建物や店舗、ガソリンスタンド、自動車が被害を受けた」という。

現地報道によると、攻撃は真夜中過ぎに発生した。

ウクライナ北東部に位置するハリコフはたびたびロシア軍の標的となり、攻撃はここ数週間で激化している。3日にはドローンによる攻撃で4人が死亡し、集合住宅が大きな被害を受けた。

イェルマク大統領府長官は4日に公開された米政治サイトのポリティコによるインタビューで、5―6月にロシアが新たな攻撃を仕掛けてくる場合、ハリコフが標的になる可能性が最も高いとの見方を示していた。

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