インフルエンザ「警報」続く 感染者数の減少傾向は続く【新潟】

インフルエンザ減少傾向も警報は続く

県は4日、県内の感染症の状況を発表しました。インフルエンザは前々週から感染者数が減る傾向が続いていますが、依然として「警報」が続いています。

県は4日までの1週間に県内の指定医療機関から報告があった、それぞれの感染症の感染者数をまとめ、1医療機関あたりの平均の感染者数を発表しました。
インフルエンザは、前々週が38.0、前の週が29.05で、今回は24.12となりました。県は国の終息基準の「10」を下回るまで「警報」を続けます。
感染状況を地域別にみると多いところでは、上越が46.63、村上が45.0、柏崎が26.80となっています。

新型コロナウイルスは前々週が11.36。前の週が7.81で、今回は7.22となりました。「プール熱」とも呼ばれる咽頭結膜熱は1.64で前の週の2.18から減り、減少傾向が続いています。終息基準の1を下回るまで、県はこちらも警報の発令を続けます。

県はマスクの着用や外出から帰宅した際の手洗い、体調が悪い時は外出を控える、など基本的な感染対策を呼び掛けています。

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