新観光列車「SATONO」出発進行!

斎藤駅長の合図でJR郡山駅を出発する「あいづSATONO」=6日午前

 南東北を走るJR東日本の新しい観光列車「SATONO」は6日、運行を開始した。郡山市のJR郡山駅で同日、磐越西線郡山―喜多方間を結ぶ春の臨時列車「あいづSATONO」の出発式が行われ、関係者や鉄道ファンらが列車を送り出した。

 「SATONO」は高さ約1.1メートル、横約1.8メートルの大きな窓から景色を楽しめるのが特徴となっている。

 式にはJR東や市、市観光協会の職員ら約80人が参加。郡山商高管弦楽部が演奏を披露し、式に花を添えた。斎藤陽一駅長が「列車に乗り、素晴らしい景色と自然、文化に触れてほしい」とあいさつ。斎藤駅長、菅野利和副市長、菅野豊市観光協会長がテープカットした。

 斎藤駅長の出発合図とともに、全59席が満席となった列車はゆっくりと走り出し、ホームに集まった人々が手を振って見送った。

 「あいづSATONO」の運行期間は6月9日までで土、日曜日を中心に走る。

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