広州汽車集団、23年売上高17.5%増

広州汽車集団、23年売上高17・5%増

広東省広州市番禺(ばんぐう)区にある広汽埃安のスマート生態工場。(2023年6月9日撮影、広州=新華社記者/龔兵)

 【新華社広州4月7日】中国自動車大手の広州汽車集団がこのほど発表した2023年12月期決算は、売上高が前年比17.5%増の1287億5700万元(1元=約21円)、純利益が45.1%減の44億2900万元だった。営業活動によるキャッシュフロー(純額)は3.3倍の67億2700万元となった。

 グループ全体の販売台数は2.9%増の250万5千万台。うち、新エネルギー車(NEV)ブランド「埃安(AION)」を展開する広汽埃安新能源汽車が77.0%増の48万台超、独自ブランド「伝祺(Trumpchi)」を手掛ける広汽乗用車が12.0%増の40万台超だった。合弁会社では、広汽本田汽車(広汽ホンダ)が95万台超で日系トップを誇り、広汽豊田汽車(広汽トヨタ)は64万台超となり、創設以降の販売台数が1千万台を突破した。

 グループ全体の年間輸出台数は2.3倍の7万5800台に達した。現在、国内159都市で充電ステーション930カ所、電池交換ステーション62カ所を展開している。

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