【桜花賞】モレイラ騎乗、ステレンボッシュが桜の女王に…アスコリピチェーノは2着

4月7日、阪神11Rで行われた第84回桜花賞(3歳オープン・牝・G1・芝1600m・1着賞金=1億4000万円)は、J.モレイラ騎乗の2番人気、ステレンボッシュ(牝3・美浦・国枝栄)が勝利して桜の女王に輝いた。勝ちタイムは1分32秒2(良)。

2着に1番人気のアスコリピチェーノ(牝3・美浦・黒岩陽一)、3着に7番人気のライトバック(牝3・栗東・茶木太樹)が入った。

モレイラ騎手は連日の重賞V

クラシックシーズン初参戦のモレイラ騎手がステレンボッシュを桜花賞馬に導いた。6日土曜重賞も勝利した勢いのある鞍上。冴え渡る手綱さばきがここでも炸裂した。レースでは中団馬群から差し脚を伸ばして直線半ばから先頭へ。無敗の桜花賞馬を目指したアスコリピチェーノの追い上げを交わして栄光のゴールへ飛び込んだ。

桜花賞を勝ったステレンボッシュは、父エピファネイア、母ブルークランズ、母の父ルーラーシップという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は吉田勝己氏。通算成績は5戦3勝。重賞は初勝利。鞍上のJ.モレイラ騎手は同レース初勝利、管理する国枝栄調教師は3勝目。

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