【DDT】ザック・セイバーJr.が初参戦「素晴らしい。楽しかった」

ザック・セイバー・Jr.(右)とクリス・ブルックス

新日本プロレスのザック・セイバーJr.(36)がDDT7日の後楽園大会に初参戦し、クリス・ブルックスと団体を超えた英国タッグを結成した。

KO―D無差別級王者の上野勇希、DDTユニバーサル王者のMAO組と対戦したザックは、序盤から切り返し合戦を繰り広げて会場を興奮のるつぼに引きずり込む。場外戦ではバルコニーでの落とし合いからMAOに卍固めを決めるなどして悲鳴を上げさせた。試合は両軍の意地が激突し、一進一退の攻防。最後にザックは上野と激しいビンタ合戦を繰り広げた末、30分時間切れ引き分けとなった。

試合後、マイクを持ったザックは日本語で「素晴らしい。(クリスと)初めて同じリングに上がって楽しかった」とあいさつ。さらに「もう1回」と、再参戦に意欲を見せた。その後、コメントスペースでは対戦相手について「すごいね。若い。MAOは面白い選手だし、上野はピュアでなんでもできて完ぺき。今日はドローだったので、もう1回。次はシングルでも」と笑顔。さらにクリスとのタッグ継続にも前向きで「どこでも。何回も。10回でも」と語気を強めていた。

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