杉咲花 4度目の共演・若葉竜也に直電で「やるよね?」とプレッシャー!?岡山天音も“パンチをくらった杉咲の座長っぷり

杉咲花さんが、主演作への並々ならぬ思いを明かしました。

ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)の制作発表会見が4月7日に都内スタジオで行われ、主演の杉咲さん、共演の若葉竜也さん、岡山天音さん、生田絵梨花さん、千葉雄大さん、吉瀬美智子さん、井浦新さんが出席しました。

本作は、ある事故で脳を損傷し、記憶障害を負った脳外科医が目の前の患者を救い、自分自身も再生していく様子を描いた医療ヒューマンドラマ。

過去2年の記憶を失い、新しい記憶も寝て起きたら忘れてしまう記憶障害を抱えた主人公・川内ミヤビを杉咲さんが演じます。

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杉咲花『アンメット』の現場で“光を見つけられたような気持ち” 杉咲花『アンメット』の現場で“光を見つけられたような気持ち”

放送開始を数日後に控え、杉咲さんは「今日までこの作品に関わる方々と何百時間『アンメット』について言葉を交わしてきたんだろうと思うと、胸の奥がジーンとするような気持ち」といい、「一昨年にプロデューサーの米田孝さんや原作と出会い、それを映像化するにあたっての熱を帯びた思いを伝えてくださって、そこから素晴らしい制作陣の方々が集い、今日まで過ごしてきました」と回想。

続けて、「もうすでにとんでもなく素敵なシーンがたくさんおさめられているように感じて、それがもうすぐ放送されるんだと思うと、息が早くなるような気持ち」と表現しました。

現場の雰囲気を聞かれると、「すごく素敵な現場です。みんな仲良しですし、現場に行くのが本当に楽しみ」とにっこり。

しかし、「自分も含めたすべての方々がすごく緊張されているように感じて。心臓の鼓動を録音部さんが拾ってしまい、マイクの音量を下げられることがあるぐらい私は緊張しぃ」と説明。

「それをコンプレックスに思う時期もありましたが、皆さんの姿を見て、それだけナイーブに役と向き合っているからこそたどり着けない領域があるんだっていうことを目の前で感じて、光を見つけられたような気持ち」と、いい緊張感につつまれて撮影を行っていることを紹介しました。

そんな杉咲さんと、アメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治に扮する若葉さんはこれまで何度も共演してきた間柄で、本作が4度目の共演。

民放の連続ドラマでは初めての共演だそうで、出演の決め手になったものを聴かれると、若葉さんは「米田プロデューサーの熱い思いに応えたいなと思いました。そのちょっと前にも杉咲さんから電話がかかってきて、『やるよね』っていうプレッシャーをかけられたので、“やるか”と思って(笑)」と秘話を披露。

杉咲さんは「三瓶先生の役はもう若葉くんしかいないんじゃないかと思って、気づいたら電話しちゃってました」と明かしました。

岡山天音 スタジオのすみっこに「杉咲花さんっぽい人が…」 岡山天音 スタジオのすみっこに「杉咲花さんっぽい人が…」

また、杉咲さんについて、脳外科医の綾野楓を演じる岡山さんはクランクイン時のあるエピソードを紹介。

「僕と(婚約者の)麻衣役の生田さんの二人きりのシーンだったんですけど、現場を見渡したらすみっこのほうに“杉咲花さんっぽい人”がいて、よく見たら杉咲さんで、一気に芝居が硬くなりました」と苦笑い。

「いくら座長といっても一番ハードなポジションですし、その中でお休みにあてがえる時間を、僕らのシーンに顔を出しに来てくださった方はこれまでいなかったなって。そこで座長パンチをくらいました」と振り返りました。

これに杉咲さんは「そっと見てそっと帰ろうと思っていたらバレていました。圧力をかけちゃってスミマセン」とキュートな笑顔を浮かべました。

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