中国の三峡ダム、北線閘門の通航再開 年次点検を終了

中国の三峡ダム、北線閘門の通航再開 年次点検を終了

 【新華社宜昌4月7日】中国湖北省宜昌市にある三峡ダムの閘門(こうもん)2本のうち北側の北線閘門が5日、有水試験と船舶の試験通航を完了した。今年の年次計画に基づく通航停止を伴った点検修理はこれで無事終了し、通航が再開した。中国水利部が明らかにした。

 今回の点検修理は、三峡ダム北線閘門の設備の性能を改善し、閘門運用の信頼性と安全性を高めるため、中国三峡集団流域管理センターが実施した。2月21日に開始し、閘門の制御システムの改良など、5カテゴリー39項目の点検修理を45日間にわたって行った。(記者/潘志偉)

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