南野フル出場したモナコがレンヌとの10人対10人の接戦制しホーム戦7試合ぶりの白星!【リーグ・アン】

[写真:Getty Images]

南野拓実の所属するモナコは7日、リーグ・アン第28節でスタッド・レンヌと対戦し1-0で勝利した。南野はフル出場している。

前節終了時点で3位に浮上したモナコ(勝ち点49)が、ミッドウィークにクープ・ドゥ・フランス準決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)と死闘を繰り広げた8位スタッド・レンヌ(勝ち点39)をホームに迎えた一戦。

南野がトップ下で先発出場したモナコは、4分に最初の決定機を創出する。ゴロビンの浮かせたパスからボックス右まで駆け上がった南野がダイレクトで折り返すと、フリーで中央に走り込んだフォファナが左足で合わせたが、シュートは枠の上に外れた。

さらにモナコは12分、ショートコーナーを受けたゴロビンの左クロスをケーラーがヘディングシュート。さらにGKマンダンダが弾いたボールをケーラーが頭で合わせたが、これは枠の上に外れた。

その後は一進一退の展開が続く中、モナコは21分にピンチ。ボックス手前まで切り込んだグイリが放ったミドルシュートをGKマイェッキが弾くと、こぼれ球をブリジョーに詰められたが、これも好反応を見せたGKマイェッキのファインセーブに救われた。

ピンチを凌いだモナコは25分、南野の絶妙なパスでボックス左に抜け出したヤコブスがダイレクトで折り返すと、中央に走り込んだアクリウシェがゴール右隅に流し込んだ。

ハーフタイムにかけては拮抗した展開が続くと、互いにチャンスを決め切れずに1-0で前半を終えた。

迎えた後半、モナコは開始早々に数的優位を得る。30秒、敵陣でのこぼれ球に反応したアクリウシェがアフターの形でテリエに右足をスパイクされると、主審は迷わずレッドカードを提示した。

10人になったレンヌに対し、攻めあぐねる時間の続いたモナコは64分に不用意なファウルでカリムエンドを倒したケーラーが2枚目のイエローカードで退場となり、10対10の数的同数で残り25分あまりを戦うことになった。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指す中、モナコは78分にピンチ。ボックス左から侵入したD・ドゥエをフォファナが後方から倒すと、オンフィールドレビューが行われたがステファニー・フラパール主審はノーファウルの判定を下した。

終盤にかけてはレンヌに押し込まれる展開の続いたモナコだったが、8分の追加タイムを凌ぎ切り、そのまま1-0で勝利。7試合ぶりのホーム戦白星を飾ったモナコは3位を死守している。

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