大手半導体メーカーと取引がある中部企業が、設備投資を増やしている。低迷が続いた半導体市況に回復の兆しが出ているからだ。背景には、最先端半導体の主要搭載先である、スマホ需要は底打ち傾向で、生成AI（人工知能）の普及などで、データセンターの投資も活発化している。また、日本国内で半導体世界大手の台湾積体電路製造（TSMC）の新工場や、次世代半導体の国産化を目指すラピダス（本社東京都）の北海道工場建設など、新規投資も加速している。
中部企業 半導体関連の投資拡大 市況の回復やTSMC新工場など需要増に対応へ
- Published
- 2024/04/08 05:00 (JST)
