哀川翔「生存率絶望的」の過去にスタジオ悲鳴「死んじゃってますよね」 “心肺停止”40分間

哀川翔 (C)ORICON NewS inc.

俳優の哀川翔(62)が5日放送のTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』2時間スペシャル(後8:57)に出演し、かつて心肺停止状態に陥っていたことを明かした。

「芸能人大ピンチずかん」と題し、ピンチを乗り越えた芸能人のエピソードを特集。九死に一生を得た過去が明らかになった。

哀川は34歳の頃、飲酒後に横になり、40分間にわたり心肺停止となった。妻の公子さんが「息してない!」「心臓も止まってる!」と気づき、救急搬送。心臓マッサージや電気ショック、人工呼吸でも戻らず、「生存率はすでに絶望的な状態」にまでなった。

再現VTRを見守ったスタジオから「死んじゃってますよね」と声があがるほどの内容、当時も諦めムードが漂ったという。

しかし、哀川は「みんな全員呆然だったよね、俺が元気で出てきたから。『じゃあ帰ろっか!』って」とひょうひょうと復活。意識を失っている間、大量のおがくずに埋もれる夢を見ていたと振り返り「成長する時期だったのかな、俺が、羽化して。カブトムシかおれは!」と自分にツッコんだ。

医師によると、原因は不明。「完全にもし心臓が止まった状態で後遺症がなく意識が戻ることはない」とし、一時的に心肺機能が戻ったタイミングがあったのではと予想していた。

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