『ザ・シネマ・オブ・ウォン・カーウァイ』刊行記念 菊地成孔と森直人による記念トークショー開催へ

『WKW:THE CINEMA OF WONG KAR WAI ザ・シネマ・オブ・ウォン・カーウァイ』(著者/ウォン・カーウァイ、ジョンパワーズ翻訳/田畑暁生)が、4月23日に星海社PIECEより発刊される。

本書はウォン・カーウァイ自身が監督した11作品の創作過程を通じて、映画や役者、そして人生そのものについて彼が惜しげも無く語りきった唯一の著書。そのスタイリッシュな映像美を凝縮した250枚を超えるビジュアルを余すことなく収録した、まさにファン必携の贅を尽くした一冊である。

また本書の発売を記念し『恋する惑星 4K』トークショー付上映会も開催決定。トークショーには菊地成孔(音楽家/文筆家/音楽講師)と森直人(映画評論家)が登壇予定だ。

■ゲスト情報
菊地成孔(キクチ・ナルヨシ)
1963年生まれの音楽家/文筆家/音楽講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い。「菊地成孔とペペトルメントアスカラール」「ラディカルな意志のスタイルズ」「菊地成孔クインテット」リーダー。2021年、自らの生徒と共に、ギルド「新音楽制作工房」を立ち上げ、2023年には映画「岸辺露伴ルーヴルへ行く」の劇伴を担当

森直人(モリ・ナオト)
映画評論家。1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』(フィルムアート社)、『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「NumeroTOKYO」「キネマ旬報」「シネマトゥデイ」などで定期的に執筆中。YouTubeチャンネル『活弁シネマ倶楽部』でMC担当中

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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