あると思った「かご」がなかった… エレベーター点検中に作業員が約20メートル落下 自ら通報し救助求める【長野・千曲市】

千曲市の宿泊施設でエレベーターの点検をしていた男性が誤っておよそ20メートル転落し、両足を骨折する大けがをしました。
7日午後4時ごろ、千曲市上山田温泉の「ホテル高美」で「エレベーターの点検中に落ちてしてしまった」と本人から消防に通報がありました。
警察によりますと、1人でエレベーターの点検をしていた市内に住む65歳の男性が、6階部分から1階までおよそ20メートル下に落ちたということです。
男性は両足を骨折するなどして重傷です。
乗り降りする「かご」は最上部にあり、誤ってエレベーターの昇降路を落下したとみられます。警察が事故の詳しい原因を調べています。

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