「特急いなほ」ホームから500mオーバーラン バックできず降車予定の客を乗せて次の駅へ【新潟】

【資料】特急いなほがオーバーラン

JR羽越線の「特急いなほ」が停車するはずだった中条駅をオーバーランして、列車の最後尾がホームから500m行き過ぎました。バックできず、降車する予定だった乗客を乗せたまま次の駅に向かいました。

JR東日本新潟支社によりますと、8日午前9時前、JR羽越線・中条駅に停車予定だった「特急いなほ」が、駅を通り過ぎて列車の最後尾が駅のホームから約500m離れたところで停車するオーバーランとなりました。
中条駅から乗る客はいなかったものの、6人が降車する予定でした。しかし近くに踏切があり、バックすることができず、「いなほ」は次の坂町駅に向かいました。降車予定だった乗客は坂町駅からのぼりの普通列車に乗り換えて中条駅に向かったということです。
オーバーランの原因は運転士が中条駅が停車駅だったことを失念したためでした。
JR東日本新潟支社は「今後このような事象を発生させないよう指導と徹底してまいります」とコメントしています。

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