中国江蘇省のGDP、過去10年でほぼ倍増

中国江蘇省のGDP、過去10年でほぼ倍増

 江蘇省南京市建鄴(けんぎょう)区で本体工事が完了した南京金融城第二期(東区)のメインビル。(1月16日、小型無人機から、南京=新華社記者/李博)

 【新華社南京4月8日】中国江蘇省の許昆林(きょ・こんりん)省長はこのほど、省の域内総生産(GDP)が2014年は6兆5100億元(1元=約21円)だったのに対し、23年には12兆8200億元に増加したと明らかにした。市轄区のある13都市が軒並み全国上位100都市にランク入りしたほか、5都市のGDPが1兆元を超えた。

 住民1人当たりの可処分所得は2万7200元から5万2700元に増加した。都市住民と農村住民の所得格差は2.30倍から2.07倍に縮小し、所得格差が最も小さい省の一つとなった。

 GDPはこの10年でほぼ倍増したが、GDP1単位当たりのエネルギー消費量は26.4%、二酸化炭素(CO2)排出量は30.9%それぞれ低下した。

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