ファッション・ブランド界の巨匠、菊池武夫監修のジャズ・コンピが発売決定

2024年、発足40周年を迎えたファッション・ブランド〈TAKEO KIKUCHI〉。そして、その創始者兼初代デザイナーの菊池武夫が生誕85周年(1939年5月25日生まれ)を迎える。それを記念して、菊池武夫が監修を務めた初のジャズ・コンピレーション『QUARTERLY: A TAKEO KIKUCHI JAZZ COMPILATION』が5月15日(水)にリリースされる。

日本のメンズ・ファッションを語るうえで欠かせない存在である菊池だが、クルマ、ビリヤード、映画、音楽など、多彩な趣味を持つことでも知られている。今回はその中でも音楽のルーツと言うべき「ジャズ」にフォーカスした作品。

第二次世界大戦の終戦直後、米軍の将校が残していったレコードでジャズと出合ったのち、17歳からジャズ喫茶に通い、当時リアルタイムでモダン・ジャズに傾倒していったという菊池。今回のコンピレーションには、その青春時代に心酔していた1950年代のモダン・ジャズ黄金時代の名曲名演がセレクトされている。ソニー・ロリンズ、マイルス・デイヴィス、ソニー・クラークなどのジャズの巨人たちのナンバーが満載で、ジャズ初心者にもおすすめの選曲だ。

ボーナス・トラックとして、J-Squadによるハービー・ハンコックのカヴァー「処女航海」を収録。J-Squadは黒田卓也、馬場智章、大林武司、中村恭士、小川慶太という世界を舞台に活躍中の日本人ジャズ・ミュージシャンによるスペシャル・バンドで、以前〈TAKEO KIKUCHI〉が彼らのアルバム・ジャケットやツアーで衣装提供した縁があり、今回セレクトされた。

CDブックレットには、文筆家/選曲家/DJの青野賢一による菊池武夫の最新インタビュー「タケ先生が語るジャズと表現」を収録。ジャズとの出合いやお気に入りのジャズ・ミュージシャンについて、そして本職であるファッションの話までを網羅した充実の内容となっている。

【リリース情報】

『QUARTERLY: A TAKEO KIKUCHI JAZZ COMPILATION』
2024年5月15日(水)発売
CD:UCCU-1689 ¥2,200(税込)
https://VA.lnk.to/Takeo_Kikuchi_Jazzcomp

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