【卒業したい無駄遣い】1位は「飲食費」 。無理なく節約する方法11選を紹介

2023年は約2万品目の食品値上げが実施されました。

2024年は、前年と比べて値上げ予定の品目数は大きく減っていますが、4月には2,782品目の値上げが予定されています。

ソニー損害保険株式会社の調査によると、家計の支出で「無駄遣い」と感じるものの1位は「飲食費」でした。

飲食費は節約しやすい項目ですが、一方で、やりすぎるとストレスに感じてしまうこともあるでしょう。

この記事では、無理をせずに飲食費を減らす方法について解説します。

無駄遣いに関する実態

ソニー損害保険株式会社は、20~60代の800名を対象に、「家計における無駄遣いに関するアンケート調査」を実施しました。

出典:ソニー損害保険株式会社「家計における無駄遣いに関するアンケート調査」(以下同)

2023年の各種値上げは家計に影響があったかについては、「影響があった」(49.3%)が最も多く、「とても影響があった」(38.6%)、「どちらでもない」(9.6%)と続きました。

家計の支出のうち無駄遣いと感じることがあったかについては、「たまにある」(58.9%)が最も多く、「あまりない」(21.8%)「よくある」(17.4%)と続きました。

家計の支出について、無駄遣いを感じている人が8割近くいることがわかりました。

卒業したいと考えている無駄遣いについては、「飲食費」(55.1%)が最も多く、「衣類・ファッションアイテムの購入」(26.7%)、「嗜好品の購入」(20.7%)、「娯楽費」(18.4%)と続きました。

飲食費の無駄遣いを減らしたいと考えている人が、半数以上にのぼります。

飲食費を減らす方法

ここでは、無駄遣いを減らすために飲食費を減らす方法について解説します。

買い物で節約

飲食費での無駄遣いを減らすためには、以下のように買い物を工夫することが効果的です。

買い物リストをつくる
買い物で、飲食費が増えてしまう要因の1つに「ついで買い」があります。

不要な商品を買わないために、あらかじめ買うものをリスト化しておき、買い物リストにない商品は買わないようにしましょう。

プライベートブランド商品を買う
プライベートブランド商品は、小売店や卸売業者が独自ブランドで販売する商品です。

品質を保ちながら、低価格で販売されているため、プライベートブランド商品を買うことで飲食費を抑えることができます。

コンビニではなくスーパーを使う
コンビニは24時間いつでも買い物ができ、とても便利です。

しかし、コンビニではスーパーよりも商品が割高に設定されていることが多いです。

飲食費での無駄遣いを減らすためには、コンビニではなくスーパーで買い物をしましょう。

旬の食材を買う
旬の食材は、その時期に多く収穫されるため値段が安い傾向があります。

また、旬の食材は栄養価も高いので、節約だけでなく、健康面でもメリットを得ることができます。

食べる分だけで買い、食べる分だけ作る
必要以上に食材を買うと、食材が余り最終的に捨ててしまう場合があります。

これでは、お金を捨てているのと同じです。

外食で節約

飲食費の節約を意識して自炊ばかりしていると、ストレスを感じる人も多くいるでしょう。

以下のように工夫しながら外食も取り入れることがおすすめです。

外食で使ってよい金額を決める
1ヵ月のうちに外食で使ってよい金額を決めておくのがおすすめです。

予算を決めれば、1ヵ月のうちに何回外食できるかが決まり、1回あたりの食費を抑える意識も高まります

回数は減らさず、1回の外食の費用を下げる
自炊をすることにストレスを感じる人は、無理に外食の回数を減らす必要はありません。

その代わり、1回の外食で使う費用を下げられる飲食店を選びましょう。

また、外食をする場合に飲み物を頼まないことで、1回の外食費を下げることができます。

飲食店の飲み物は、自宅で飲むよりも割高です。

特に酒類は高いため、飲む量を減らすことで、節約ができます。

その他の節約

その他の節約は以下の通りです。

ふるさと納税を活用する
ふるさと納税の返礼品を食料品にすることで飲食費の節約ができます。

ふるさと納税の返礼品には、肉や魚、果物など食料品が多くあります。

ふるさと納税を活用すれば、食費を大きく削減することができます。

冷凍庫をフル活用する
作りすぎた料理などを冷凍すれば、別の日の食事にすることができます。

また、まとめ買いをした食品を冷凍保存し、必要なときに解凍することで、食材を傷めずに使いきることができます。

ポイントをうまく活用する
いつも利用するスーパーと相性の良いクレジットカードを利用すると、ポイントの還元率が高くなります。

貯まったポイントを上手く活用し、ポイントで食料品を購入すれば飲食費の節約になります。

マイボトルを持参する
ペットボトルの飲み物は買わずに、マイボトルを持参することで飲み物代を減らすことができます。

外出時はなるべくマイボトルを持参するようにしましょう。

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出典

  • ソニー損害保険株式会社「家計における無駄遣いに関するアンケート調査」

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