ユベントス、今季躍進のボローニャ指揮官招へいで大筋合意?教え子も引き抜きか

チアゴ・モッタ 写真:Getty Images

ユベントス(イタリア1部)が、ボローニャ(同1部)を率いるチアゴ・モッタ監督招へいに近づいているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。

現役時代にバルセロナやアトレティコ・マドリードなどでプレーしたモッタ氏は、2018年に現役を引退したパリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織で指導者キャリアをスタート。2022年9月にボローニャの監督に就任すると、今季は来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権内となる4位と躍進している。

そんなモッタ監督に対して、ユベントスが招へいを目指しており、スポーツディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントーリは代理人と交渉を行っている模様。ミラン(イタリア1部)やマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からの関心も浮上していたイタリア人指揮官陣営との交渉は数週間にわたって行われており、大筋合意に至ったようだ。

また、モッタ監督を招へいすることでその教え子で、今季のセリエA26試合で3アシストを記録しているU-21イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリや今季のリーグ戦30試合で6ゴール4アシストを記録しているスコットランド代表MFルイス・ファーガソンの獲得に向かう可能性があるようだ。

なお、今季のセリエAで3位に位置するユベントスは2021年に復任したマッシミリアーノ・アッレグリ監督とは2025年夏まで契約を残しているが、6月末で退任となるようだ。

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