ゲーミングPCと言えばやはり1680万色に輝くライティングがあってこそ、ですがもしかすればこれには弊害が存在しているのかもしれません。
グラフィックボードのバックプレートの模様焼き付きに関する報告がredditにて寄せられており、原因はメモリのLEDライティングではないかと話題になっています。
メモリーもファンも光ってこそのゲーミング仕様、だけど模様焼き付きはさすがに…。
redditに投稿された写真は一見普通のグラボのバックプレート、PCの自作などをする人であれば見慣れたものかもしれません。
ですがよくよく見てみると基本単色のプレート上には少し変わった模様が規則正しく並んでいます。単なる光の反射…ではなく実は模様が焼き付いてしまっているとのこと。PCパーツの中では高価なものが多いグラボだけに、愛用品がこうなると少しショックかもしれません。
投稿者によれば最も原因として疑わしいのはメモリのLEDライティングだそうで、確かに同じ個所に強い光が当たりっぱなしになっているのが確認できます。光の当たり方も模様と一致しています。
また、中にはグラボを交換した後も同じような模様の焼き付きが生じたことから引き続き使用しているメモリが怪しいとする指摘も寄せられるなど、一見華美でさしたる悪影響もなさそうなLEDライティングにこんな落とし穴がと疑われる事態となっています。
こうした焼き付きはバックプレート自体ないし塗料といった受光側とLEDから発せられる紫外線や熱といった複合的要素により生じるとされており、特にスペクトルを調節することで太陽光下のような自然な発色を可能とする高演色LED(High CRI LED)の中には、紫外線域の波長も放出する種類も存在することからより影響が大きいものもあるとのこと。
もちろん全てのLEDライティングに問題があるわけではありませんし、PCの性能に影響を及ぼす類のものではないので過度に心配する必要はないかもしれません。ですが気になるPCユーザーの方は模様焼付きの有無を一度確認されてみてはいかがでしょうか?