横綱照ノ富士関、横浜市に「すもう場」寄贈 新横浜公園に子ども向けの土俵を整備

新横浜公園に整備する土俵のイメージパネルを手にする照ノ富士関(左)と山中市長=横浜市役所

 横浜から将来の関取が生まれれば─。大相撲の横綱照ノ富士関(32)がそんな願いを込め、日産スタジアムなどがある新横浜公園(横浜市港北区)に「すもう場(ば)」を整備し、市に寄贈することになった。子ども向けの土俵を全国各地につくる構想の第1弾で、2024年度中の利用開始を目指す。

 市によると、約2700カ所ある市内の公園では唯一の土俵になる。大相撲と同じ大きさの盛り土(6.7メートル四方)に土俵をつくり、屋根を設ける方針で、費用は照ノ富士関側が負担する。公園内の場所や利用方法は検討中という。

© 株式会社神奈川新聞社