花粉の飛散量の測定法は?日本気象協会が人力で数えているってホント?『ネプリーグ』で放送の<豆知識>

4月8日放送の『ネプリーグSP 広瀬アリス&眞栄田郷敦ら新月9ドラマ軍vs売れっ子芸人軍!』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらいします。

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「駿河湾の宝石」と呼ばれる静岡名物「さくらえび」に関する問題では、地理担当の村瀬哲史先生が解説しました。

世界的にも穫れる場所が限られている希少な「さくらえび」。静岡県の駿河湾で「さくらえび」の漁が行われるようになったのは、偶然だったといいます。

明治27年、駿河湾の地元の漁師さんがアジを獲るために漁に出かけたのですが、網を浮かせる浮き樽を忘れてしまいました。

そこで、浮きがないまま網を沈めて漁をすることにした猟師さんたち。その網を引き上げると、約150kgもの「さくらえび」がかかっていたそうです。

浮きを付けなかった分、網が普段より深く沈んで「さくらえび」が生息している深さに合致。その経験から、「さくらえび」の効果的な漁の方法が編み出されたのだそうです。

日本気象協会が花粉をカウントする方法は? 日本気象協会が花粉をカウントする方法は?

花粉症の人のパーセンテージを当てるクイズでは、村瀬先生が花粉の量の測り方について説明しました。

日本気象協会では、花粉の量を人力で、一つひとつ目で数えて観測しています。

観測に使っているのは、「ダーラム法」という方法。ワセリンを塗ったガラスを1日屋外に置いておき、そこに付着した花粉を担当者が顕微鏡でカウントしているといいます。

自動でカウントする器械もあるのですが、人力で数えたほうが精度は高いので、日本気象協会は労力のかかる「ダーラム法」を採用しているのだそうです。

4月8日放送の『ネプリーグSP 広瀬アリス&眞栄田郷敦ら新月9ドラマ軍vs売れっ子芸人軍!』は、広瀬アリスさんら「月9『366日』チーム」と、ロッチら「売れっ子芸人チーム」が激突しました。

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