遠藤哲哉&飯野雄貴が秋山準&松永智充を破り、KO-Dタッグ王座2度目の防衛! 「松永さん、最高のバーニングだった」

DDTプロレスが4月7日、東京・後楽園ホールで『April Fool 2024』を開催した。KO-Dタッグ王者の遠藤哲哉&飯野雄貴が秋山準&松永智充を破り、2度目の王座防衛に成功した。

2007年に中澤マイケルとのコンビで同王座に就いたことがある松永は、実に10年ぶりの挑戦。ここ数年はレフェリー、トレーナーとして裏方業務をこなすことが多かったが、秋山の指名で大抜てき。前哨戦では飯野から直接ピンフォールを奪っており、17年ぶりの戴冠を目指した。

気合十分の松永は開始早々、遠藤に鋭角なバックドロップ。飯野が場外の床の上で松永にボディスラム、DDT。リングに戻ると、飯野はバーニング・エルボードロップ、チョップ連打。秋山が遠藤をフロント・ネックロックで絞め上げるも、飯野がカット。秋山が遠藤にエクスプロイダー、遠藤も同じ技で返す。松永がラリアットを飯野に叩き込むもカウントは2。飯野は松永にスピア、壮絶なラリアット相打ち。松永は十字架固め、スクールボーイで丸め込みにいくもフォールは奪えず。松永が強烈なエルボー連打も、飯野は3カウントギリギリで返す。ギアが入った飯野はラリアット連発から、走り込んでのラリアットで松永から3カウントを奪取した。試合後、両軍は健闘を称え合って握手。再戦をアピールした松永は感極まって男泣き。

遠藤は「松永さん、最高のバーニングだった。松永さんみたいに実力ある選手がスポット当てられなかったのが悔しくて。過小評価されてるレスラーの一人だと思ってる。あんだけできるんだよ。もっとできるよ」、飯野は「若手の頃から面倒見てもらって。何で試合出ないんだろうって。今回めちゃめちゃ、いいバーニングだった。エルボー、危なかった」と松永の奮闘を評価していた。

秋山は「頑張ったけど、もうちょっとだよ。まだできるんだよ。自分で自分の限界決めるな。俺だって今年55。いくつだ?43?まだいける。勝ったらゴールだから、負けてまだまだいけるんだから。俺はマッちゃん、久しぶりにスターネスをやるか」と話し、松永は「ハイ」とうなずいていた。

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