傷ついたマガンを救助 中国河北省平泉市

傷ついたマガンを救助 中国河北省平泉市

 【新華社平泉4月9日】中国河北省平泉市の野生動物保護ステーションはこのほど、住民の連絡を受け、国道508号線そばで負傷した野生のマガンを発見した。現場に駆け付けた職員が国家2級保護野生動物のマガンと確認し、保護ステーションで応急処置を施した。  

 詳細な検査の結果、マガンは頸部に軽傷を負っていることが判明。職員の手当てにより少しずつ回復し、完治を待って自然に返された。

 同市はここ数年、環境保護・整備に力を入れ、生態環境が改善している。負傷したシベリアノロジカ、オオバン、ワシミミズクなどを迅速に治療しており、野生動物の種類と数が年々増加している。(記者/馮維健)

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